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厚生労働省では11月を「労働時間適正化キャンペーン」期間と定めています。
http://www.mhlw.go.jp/bunya/roudoukijun/campaign.html
労働時間の現状は、依然として長時間労働の実態が見られ、改善が必要な状況にあります。
長時間労働の抑制など労働時間の適正化に向け、労使の主体的な取組を促すとともに、重点的な監督指導などを実施するとして、厚生労働省では毎年11月を「労働時間適正化キャンペーン」の期間としています。
重点的に取組を行う事項として、以下の3つが挙げられています。
(1) 時間外労働協定の適正化などによる時間外・休日労働の削減
(2) 長時間労働者への医師による面接指導など、健康管理に関する措置の徹底
(3) 労働時間の適正な把握の徹底
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一方で、運送関係のある事業所では、
労基署から労働時間の問題を指摘されて、法令遵守のため労働時間の見直しを見なおした所、その分の給料が減ってしまったドライバーが次々と退職し、結果的に残ったドライバーの労働時間が以前より長くなってしまった、などの例もあるようです。
労使、関係者が一体になって知恵を出し合うことが大切だと思います。
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